いつも投資塾へお越しいただきまことにありがとうございます(#^^#)
今日は、アフターコロナで、すでに世界情勢が激変しているといった内容です。
また、妄想か・・・(。-人-。)
いえいえ、今回はマジです
すでに、目に見える形に出てきていることですだ(゚_゚i)
まずは、私が巷で実際聞いたキーワードがこちらです
自動車ディーラー『半導体が無くって人気車の発注は現在ストップ、早くて1年以上待ちです』
自動車修理工場の若旦那いわく『どんどん中古車の値段が高くなってるんですよ』
土建屋のおやじいわく『トンブロックは今発注しても3か月待ちだよ』
木造住宅営業マンいわく『アメリカから木が入ってこなくなったんです』
内装業者いわく『材料が来月から3割くらい値上がりですよ』
鉄骨メーカーいわく『今、先物で鉄を抑えてるけど、この先どれだけ上がるか分からないから来月からは値引き交渉は受け付けるなと本部から通達が来たんだ』
その他、そういや最近ガソリン高い、ガス代値上げ通知も来た、コーヒーもお肉も高くなるって!
やっば! これ40年ぶりのインフレじゃん
あれだけ安部さんと日銀がインフレ・インフレと目標にしとったけど
全然インフレならんかったのに
まさか、コロナで庶民がヘロヘロの時に来るの?
勘弁してよ~ 生活直撃じゃん!!
え!? 米だけは今年も安いって!? よっしゃやっぱり日本人はお米だろー
はい、ということですでにインフレは始まっておりました
日本では、まだまだ悠長なのですが
アメリカやヨーロッパではすでに大騒ぎです
ガソリンスタンドに長蛇の列、物価指数は異常な上昇、建築資材不足、家賃の高騰
特に、アメリカの主要500社の最新の決算報告の中でインフレについての言及回数は昨年の800倍と全業種レベルでアラートがなっています
ある記事では
欧州各地の建設会社幹部が、多くの建設資材での「危険な」価格高騰と供給不足で欧州連合(EU)が打ち出した8000億ユーロ規模の景気刺激策が損なわれる恐れがあると警鐘を鳴らしている。(中略)欧州や米中両国を含む諸外国での景気回復で建設ブームが起きると、鉄鋼から木材、コンクリート、銅に至るまで多くの建設資材の価格がこの数週間で急激に上昇し始めた。欧州建設業連盟(FIEC)によると、超重質油ビチューメンの価格はわずか3カ月間で15%上昇し、セメント価格は1カ月間で10%上昇、木材価格は20%高騰した
(6/14付フィナンシャルタイムズ日本語版より抜粋)
中国は、コロナで工場閉鎖の上、アメリカ・オーストラリアとケンカ状態で輸出入ともにうまくいかず電力不足で停電続きの状態、水害で穀物もやられ、不動産セクターはバブル崩壊直前状態です
何でこうなったかという考察は偉い人に任せておくとして・・・(^▽^;)
日本はというと
やはり、顕著なのは、建築資材の高騰です
ウッドショックという言葉が業界内で飛び交っていますが
ヒノキ材は約3倍、ベイマツは2倍、鈑金2倍、クロス3割増し、電線6割増
そこに、洗面・ユニットバスなど中国からの供給不足で完成待ち物件が出ています
現実問題としては、去年まで2000万円で新築工事を請けてたのが、明日からは2500万円でしか請けられませんといったことがおきています。
これでも、完成までにはさらに値上げを求められるリスクがあります
結論を言いましょう
これから、しばらくは中古不動産が買いです
多少古くても構いません
投資家さんは今のうちに買いまくりましょう
中古建物の資産価値評価に再調達価格があります
市場として、相対的にこれが上がるということです
どういうことかというと
原価法を計算するポイントは、再調達価格と減価修正(残耐用年数/耐用年数)の2つです。
今すでに建っている建物を取り壊したと仮定して、同じ建物をもう一度建てたときにいくら費用がかかるのかを計算(これを再調達価格という)し、その価格から、建物の設備が老朽化している分だけ差し引く(これを減価修正という)ことで、査定価格を出す方法です
再調達価格(さいちょうたつかかく)とは、今すでに建っている建物を取り壊したと仮定して、同じ建物をもう一度建てたときにいくら費用がかかるのかを計算することでした。建物の構造や部材によって、新築時の単価は決められています(銀行など金融機関や不動産会社によって多少異なります)。
例えば、延床面積100㎡の木造の家を、新築でもう一度建てたと仮定した再調達価格は、14.8万円×100㎡で1,480万円となります。
簡単に言えば、新築だと高すぎて建てられないから中古を買おうってなるわけです
去年の建売の売れ残りがあったら抑えておくのも一手かも?(≡^∇^≡)